高木徹「ドキュメント 戦争広告代理店」
お薦め。
いち広告代理店が、一国を崩壊に追いやることが現実に可能なこと、そしてそれがあまりにもドラマチック(劇場的)に行われることに驚きっぱなしで読み進めた。しかし、一方でおそらくこういうものなのだろうと、妙に?納得してしまうものでもある。PR活動の是非はともかくとして、こういう世界があることを知っておくべきなのだろう。
文庫版の池内恵さんの解説と同意見。読むか迷っている人は、この解説に引っ掛かるかどうかを試すのが良いかと。
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ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫)
- 作者: 高木徹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/06/15
- メディア: 文庫
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